はじめてのガイコク 3日目 大都会、バンコク

3日目はバンコク市内めぐり。ワット・ポー、アイコンサイアム、ターミナル21、で、早めに帰ってきました。

 

●ワット・ポー

https://www.thailandtravel.or.jp/wat-pho/

妻が今絶賛推している藤井風さんが、アジアツアーで訪れていたというので😂

肘をついて寝っ転がる、黄金の仏さまと、タイ古式マッサージが有名なお寺です。

 

スクンヴィット駅から1本、電車で到着。

バンコクの電車の中って、やたらめったらエアコンが効きすぎていて、寒くて寒くて。

でもね、タイの人たちは子供を見ると、ニコニコして「ベイビー泣かなくていいぜ」とか、「ベイベーここに座りな」なんて感じで、席を譲ってくれたり。日本だと子連れで電車乗ると、周囲の目が気になって肩身狭い思いをしたことがある、という人は少なからずいると思うんです。タイの人たちは、相手思いというか、慈しみの文化なんだなあ、と感じました。

 

金色の仏像は、息子(6)の言葉を借りるなら、「美しい」。それはもう、圧巻。観光客がたくさん写真を撮っていました。

我々は、涅槃像の建物の壁に沿って置かれている108つある鉢に、両替してもらった硬貨を少しづつ入れていく、という所行にレッツトライ!鉢の中に硬貨を入れていくことで、煩悩を消すことが出来るそうです。

というわけで妻と2人、早速トライしようとしたら・・・子どもたちがやりたがり、気づけば子どもたちが最後まで硬化を入れ終えて・・・結局大人の108の煩悩は消せたような気がしません。残っているよね笑 が、子どもたちは一生懸命やってたから、彼らの煩悩が消えたのかもしれません。

そうそう、タイ古式マッサージの総本山でもあるこのお寺では、敷地内でマッサージを受けることができるということで、この日もフットマッサージをしてもらいました。前夜に受けたマッサージよりも、力が強くてより気持ちよかった〜気がします。

 

さて、バンコクの日中は、雨季とはいえよく晴れていました。ので暑い暑い。ここで、タクシー配車アプリ”Grab”の登場。アイコンサイアムまで行きたかったのですが、船を乗り継いだりとすこし複雑なようだったので、タクシーを予約。アプリで予約完了すると、10分以内に配車されて。日本ではGo Taxiを何度か使ったことがありましたが、まさにあれと同じ。予約時点でタクシー料金も決まっているので、交渉する必要もなく、アプリ上の地図で行き先にちゃんと向かっているかもわかるので、安心。テクノロジーの力ってすげー!この旅では何度もGrabにお世話になりました。

 

さて、到着したアイコンサイアムは、めちゃくちゃく大きい。最先端の超巨大ショッピングモール。

お腹がすいたので、1階のフードコートに向かったのですが、ここがめちゃくちゃ混んでていて。ぐずる子どもたちの手を引き、ようやくたどり着いたのが、「スシロー」!

 

スシローは、日本と何ら変わらず、お出迎えから「いらっしゃいませ〜!」から始まり、席についたらこれも日本でおなじみのタッチパネルからの操作。しかも日本語。メニューのとり方、内容、寿司が回転している風景、店内の雰囲気、そして味!(大事)これら一つ一つが、日本と同じクオリティで。自分の知っている質のものが食べられる、というのは、異国の地においてこんなにも安心できるのか、と妙に感動しました。

 

ごはんの後は、館内をブラブラして、FaLLabeLLaという、アイコンサイアム6階にあるテラスカフェでコーヒーとアイスタイム。

チャオプラヤー川を眼下に見ながらバンコクの街並みが一望できて、とても開放的な雰囲気でした。

 

さて、アイコンサイアムは、大阪でいうとグランフロント大阪と、ルクアと、ルクアイーレと、リンクス梅田に、高島屋が足されて、さらに全体的におしゃれにしたような、とにかく大きい。有名ブランド店から、工芸品まで、いろいろなお店があり、バンバン広告もあってとにかく物欲刺激されるような空間でした。が、ここでも悲しいかな、ビビッと欲しくなるものはなかったんですよねえ・・・。

 

帰りは、対岸にある駅まで、船で渡りました。「移動に船」という選択は、なかなか良いと感じました。チャオプラヤー川は汚かったけど、川から見る街というのはまた、非日常で価値があるなあ、と感じました。

 

バンコク最後の夜ごはんは、ターミナル21のフードコート。3日目にして場所がようやくわかった・・・。

ここではプリペイド方式になっていて。お店で個別に会計ではなくて、まずは総合受付で食べたいぶんだけお金を払って、カードにチャージしてもらう。それを各店で精算をして、使った分だけ残額が減っていく、みたいなシステムでした。10年まで市場や道沿いに出していたような屋台が、ここに集まっているような空間でした。個人商店の屋台は、これからこうやって大手資本にどんどん取り込まれていって、最終的になくなってしまうのかなあ、なんて想像すると少し寂しくなったり。

 

最後に、この日の夜、ホテル近くのコインランドリーで洗濯をしました。これがまた地元感満載で・・・夜中で真っ暗だったのもあり、さすがにちょっと緊張しましたね(汗)

ここで出会ったアメリカ人青年から「ホアヒンが最高!」と教えてもらったので、早速行ってみたい気持ちになっています笑

 

そんなこんなでバンコクでの滞在もこれにていったんほぼおしまい。あとは明日昼すぎの便までプラプラする程度です。

 

バンコクは大都会で、まるで東京。いやそれ以上?

巨大なデパートがいくつもあり、10年前に来たときにはなかったビルがたくさん建っていたり、電車もどんどん延伸していたり、Grabのようなテクノロジーの進化がもろに感じられて、著しい成長を感じました。

10年前に来たときには、朝の通勤風景は若者がたくさんいて活気があるように感じたし、今回も若い人(自分と同年代もしくはそれより下)の姿をよく見かけました。

が、タイの人口増加率は年々下がってきていて、5〜10年以内には人口減少時代に突入するとか。

となると、これだけ大きな施設をいくつも建てて、そんなにたくさんもの買う人、タイにいるんかいな、と思ったり。

間違いなく大都会ですが、逆にいうと、東京に来た感じと似ていて、3日間で十分、満足。でもま来たい!来よう。そう思いながら、最後の夜を終えたのでした。

というわけで、翌日はバンコクからチェンマイに移動。

 

おしまい。

つづく(マイペースに)

はじめてのガイコク 2日目 タオさんツアー

到着して翌日、本格的なバンコク探検の始まりだ。

この日は「タオさんツアー」に申し込み、メークロン市場や水上マーケットに訪れる予定を組んでいた。

 

Taoさんツアー🇹🇭

https://www.instagram.com/taosan.thai/?hl=ja

 

きっかけは、妻が現地在住の知り合いから「ここよかったよ〜」と教えてもらったこと。

到着翌日で疲れも残っているかもしれない中で、自力で観光するのは負担かも。

貸切だし、多少の無理は相談できそうかも。その方が安心かな。

雰囲気に慣れるには、ちょうど良いかも。

息子(6)が行きたいというメークロン市場、自分も行ってみたかったけど、自力ではなかなか行きづらい場所だな・・・。

というわけで、日本にいる間に申し込んで、飛び込んでみました、タオさんツアー。

 

アテンドしてくれたアレックスさん(Mr.)は、楽しい雰囲気を作ってくれて、終始テンション高めで同行してくれて。

全体を通して、写真をたくさん撮ってくれたなあ。良い撮影スポットを案内してくれたり。子どもたちの世話(手をつないで引っ張っていってくれたり、抱っこしてくれたり)も嫌な顔せずしてくれて。

ランチは自分たちの知らなかったところ(そりゃ当たり前か)に連れて行ってくれて。そこがおいしくて、おしゃれで、きれいで、ゆったりできたよなあ、と。

 

申し込むとき、「9000THB(およそ36000円)か〜結構するなあ」と思ったけれど、十分。とても良い時間を過ごすことができました。ガイドさん、ドライバーさん、ワゴンが貸切で、快適。ここ(この日のメークロン市場・水上マーケット)にお金をかけてよかったな、と思います。

 

さて、ツアーの内容はというと、メークロン市場、昼食、水上マーケットというのが主な内容にはなっているのだが、途中いろいろ見て回ることもできて、終始楽しかったなあ。

 

●メークロン市場

メークロン市場に至るまでには、ローカルな市場を見て回り。ローカルな船着き場から渡し船に乗って、対岸まで行き。(船内に観光客らしき人なんて一人もいなかった。)

そこから電車の駅まで、たぶん結構歩いたと思うんだけど、途中リキシャに乗ってみたり、写真とったり。

 

国鉄SRTのメークロン線の始発、バーンレム駅から約1時間かけて、終点のメークロン駅まで。

日本と違うのは、ホームが低いこと。線路まですぐ降りれてしまう。電車と一緒に記念撮影をしたり。車両も古くて、これが、東南アジアにきたな〜というふうに感じられる、良い意味で古い。クーラーがなくて、1時間の車中はなかなか暑かったけど😂子どもたちは汗かきながらぐったり寝てました。

息子もガイコクの電車に乗って、「なぜタイに線路に入っていいの?」「電車に触っても良いの?」なんて、ギモンに思っていたりしたようです。息子よ、これが異文化なのだ!(雑やな)

 

到着したメークロン市場には、世界中からたくさんの人が。すごい人気、すごい歓声、とにかくすごい人数でした。ここでも日本人はあまり見なかったなあ。欧米とか、韓国中国台湾の人たちが多かったように感じました。

目の前を電車が通る中、店の人たちがテキパキ、パタパタと店を畳んで、電車をやり過ごす。ゆっくり走っているから、電車が来る前に線路内で記念撮影している人もいたな。日本だと考えられないような、このユルさ。でも実は、ルールを信用していないというか、ルールはあるけれど、それだけじゃない、目の前で起こることに注意をしながら、柔軟に応じている。そんな空気を感じました。

 

●昼食 BUFFALO AMPHAWA

昼食はBUFFALO AMPHAWAという複合施設の中の、"RUSTY ROSE"というレストラン。

https://www.thebuffaloamphawa.com/

ここがすごくきれいでおしゃれで、おいしかったんですよね。

敷地内にはバッファロー、にわとりがいて、緑がきれいで気持ちよかったなあ。子どもたちはブランコで遊んだり(特に娘(4))、池にかかる橋を走り回ったり、鶏を追いかけたり、楽しんでいました。

ホテルやカフェもあるみたいで、素敵な空間でした。今度泊まりに来てみたい。

 

●ダムヌン・サドゥアク水上マーケット

お昼のあとは、水上マーケットへ。

ダムヌン・サドゥアク水上マーケットという、このあたりではいちばん古い水上マーケットなのだとか。70年くらい?とか言ってたかな。

ダムヌン・サドゥアク水上マーケット | 【公式】タイ国政府観光庁

ジャングルの中をクルーズするという体験がおもしろかったです。大っっきなトカゲがいたり。ワニ出てきたらどうしようとおもいつつ笑

マーケットの中では、「これほしい!」は個人的には、なかったかなあ。いわゆる観光客向けのマーケットでした。

息子は、欲しいものがあったみたい(カエルの置物だったかな?)だけど、彼のお小遣いの殆どをつぎ込む必要があることを伝えたら、結局やめていたなあ。

 

そんなこんなで楽しかったツアーも17時すぎにホテルに戻ってきておしまい。帰りはバンコク市内の渋滞に巻き込まれたみたいだけど、貸切車だといろいろ気楽で。車中で子供がぐずっても、あまり気にならない。車中で横になって眠れる。クーラー効いていて快適。

 

さて、余談なのですが、この日の夜は、近所のレストランでご飯を食べた後、ホテル隣のお店でフットマッサージを受けました。

よくあるいたし疲れたので・・・。が、子どもたちをどうするか。ここでタブレットがまたも活躍してくれました。タブレットで映画。

お店の人が気を利かせてくれて、我々夫婦の隣の椅子に座らせてくれて、子供2人はイヤホンを耳にはめて映画鑑賞を楽しみ、その間に大人2人はマッサージで昇天。ときどき子どもたちがくすくす笑う声が聞こえてきて、ヒーリングミュージック流れる中でそれが面白くて、気持ちよかった〜。

 

おしまい。

つづく(おそらく)。

いいかも、サウナ。

お盆休み、新潟は佐渡に来ています。

雑誌で見て、一人旅したくなったから。

佐渡の金山って、聞いたことあるけど何だっけ?それ以上知らないから見てみたくなったから。

世界遺産に登録されたら、今後海外からのインバウンドでゆっくり見れなくなると思ったから。

というわけで、タイから帰ってきて、今度はすぐに佐渡の予約をしました。

 

前日移動+2泊3日の旅。泊まった「Hostel Perch」さんというホステルには、「蔵サウナ」というものがあり、どうやらこれが良いらしいということで、初日の夜19時から、予約をして体験。

結論から言って、すごく良かった!あれ?もしかして今の自分、ととのってるかも?みたいな感覚が来た。

 

サウナに入る前に、ホステルの共有スペースに『医者が教えるサウナの教科書』(著者:加藤容崇 ダイヤモンド社)をたまたま手にとって、この通りに実践したのです。

 

すると・・・

 

これまで、いつ出ればよいのか迷ってなんとなく「あそこの人が出たら俺も出よう・・・」とか「もう限界無理や!」となる頃まで入ったりとか・・・

していたのが、自分のペースでいれました。

そして水風呂が苦手というか怖い(心臓止まってしまうんちゃうか)と思っていたのですが、むしろ「気持ちい〜」と思えるように。入るときは確かに緊張しちゃうんですけどね。

さらに外気浴ではすごくリラックス。ほげ〜きもち〜。

 

次サウナ入るときにもぜひ実践しようと思ったので、備忘録的にポイントを書いておきます。

 

□「サウナ→水風呂→外気浴」を3〜4セットが基本

□80〜90度のフィンランド式サウナが最強

□サウナ室では足を上げるほうがいい(あぐらをかく、体育座り)

□サウナ室を出る時間は心拍数を目安にするのがベスト(平常時の2倍になったら出る。1分間60が平時なら、サウナでは120くらい。ドラえもんのうたやゆずの夏色のリズムくらいがそうらしい)

□水風呂の温度は16〜17度がベスト

□水風呂に入るときは大きく息を吸い、吐きながら入る

□水風呂を出る目安は、気道がスースーしたら

□外気浴は「気持ちよさ」最優先でなるべく横になる(Perchさんにはインフィニティチェア)がありました)

□真正「ととのい」タイムは約2分。速やかに移動する(「ととのい」とは、興奮状態のときに出るアドレナリンが残っているのに、かつリラックスしている状態なので)

 

書庫にはサウナ関連の雑誌や本がたくさんおいていて、フィンランドの本とかもあったり。フィンランド本場のサウナ、行ってみたいな〜。と思うように。

まずは国内のサウナ、意識して入ってみようかな!

 

あれ?金山行ってなくね?

いやいや、行きました行きました。

これはまたの機会に。

はじめてのガイコク 1日目 いざバンコクへ(移動)

1日目は移動。

9:50発のエアアジアということで、この日は妻とともに4:00起床。

子どもたちも5:00前には起きてきて、「ああ、これから旅に出るんだなあ〜」とわくわくした気持ちになる。

コーヒーを飲んで、さあそろそろ行くかと言ったそのとき、スマホにSMSが届いている。見るとエアアジアからで、予定していた便が1時間ほど遅延するとのこと。LCCだしこんなものなのかな?と言いながら、予定より2本ほど遅らせた電車で空港へ向かう。

久しぶりの国際線ターミナルは、アジア人がとても多く、これから出国する人たちで、朝からとても賑わっていた。

荷物の預け入れでは、申し込んでいた規定の20kgを、9kgもオーバーしていて、妻と思わず苦笑い。慌ててスーツケースを開き、その場で米やらプロテインやらカップ麺やら、重くしているものを機内持ち込みの手荷物に移す。(大きめのリュックにしておいてよかった!)2kgくらいまだオーバーしていたけれど、そこはスタッフさんが広い心で許してくれて、無事にチェックインと預け入れ完了。

 

タイの現地通貨はバーツ。両替はバンコクに着いてからと思っていたけれど、1バーツも持たずに行くのはすこし心もとなかったので、関空の両替所で1万円を両替。1バーツ(THB)=4.6円。このときのレートがネット上では1THB=4円くらいだったので、結構高い印象。とはいえ現地着いてからドキドキするのは避けたかったので、空港で両替。久しぶりに手にとったバーツは、どれも新札だった。(当たり前?)

 

早めに搭乗ゲートまで行こうということで、保安検査場に入ろうとしたが、列の最後尾が見当たらない。どうやら列が長すぎて、スタッフが何人も立って誘導している。仕事柄、出国には時間がかかるとは聞いていたけれど、まさかここまでとは・・・。保安検査場を通過してからも、出国ゲートまで長蛇の列。コロナ禍前に海外に行ったときは、顔認証ゲートですぐ通過できたように思ったのだが、それは大人だけみたい。子供と一緒だと、係の方が1名ずつパスポートと照合してスタンプを押していた。前に並んでいた子連れのアジア人家族。うちと同じくらいの年頃の男の子2人。ケンカをはじめて、それを親が叱って・・・みたいな光景。これは自分だけじゃなくて外国の人達も一緒なんだな、と気づく。

そんなこんなで、空港着いてから出国するまでに、お腹が減ってベンチでパンを食べたりした時間もあったけど、1時間半くらいかかったと思う。今回は出発時刻の2時間半前に空港に到着するのを目指して来たけれど、3時間前でも良いかもな、と思った。

 

出国をした後は、スムーズに移動できて、無事搭乗ゲートまで。Delayの関係で、搭乗するのに時間がかかったけれど、あとは惰性でどうとでもなる、と思いながら、まだかまだかとじれったそうにする子どもたちをなだめつつ、その時を待つ。

エアアジアは、今回はじめて搭乗したのだが、3-3-3の機材で、我々はトイレ近くの後ろがいない席を1-3の4席予約。大人-(通路)-大人-こども-こども(窓)みたいな配置で着席。機材は古く、予想していたとおり映画を見れるようなモニターもなかった。

 

バンコクまではおよそ5時間半のフライト。機内での過ごし方は、どうだっただろう。

朝起きたのが早かったのもあって、子どもたちは離陸するかしないかくらいのときにはすでに寝ていたように思う。2時間寝てくれたおかげで、起きた頃にちょうど機内食の配膳が始まった。往きの機内食は、予約時に一緒に手配をしていた。ラザニア、ノイのバジルフライドチキン・オン・ライス、食パンチキン&チーズサンド、照り焼きチキン丼の4種類を1つずつ。ボリュームはそこまでなかったけど、お菓子も食べるならこのくらいで十分だと感じた。

それでもまだフライト時間は折り返したくらいで、子どもたちも暇を持て余しかけて来た頃に、タブレットでの映画鑑賞。事前にU-NEXTとAmazon Primeで動画をダウンロードしておいて、それを機内で鑑賞。飛行機の中は、なかなか音が大きく、タブレットの音声が聞き取りにくいと思ったので、1人1つのイヤホンで聞けるように、二股のイヤホンジャック(300円くらいだったと思う)を事前にヨドバシで購入。これで十分だったな。バンコクについてからも、何度か活躍してくれた。

 

さて、バンコクスワンナプーム国際空港に無事到着。入国手続きもスムーズに進み、預けていた荷物のピックアップも完了。まずはタイ国内で使うSIMカードの受け取りに向かった。SIMカード自体は、日本ですでにKKdayというアプリから、<8日間SIMカード4G>というものを予約済み。2枚で1600円くらい。15GB?くらい?使用可能ということで、普段毎月3GBで過ごしている自分にとっては、十分すぎた。

受け取りカウンターは到着ロビー手荷物受取所の外、7番出口のDTACカウンターということだったが、口コミの通りに進めば問題なく見つけられた。DTACのスタッフのお兄さんは、バウチャーを提示するとニコニコしながら、サクサク手続きを僕と妻の分2台とも設定をしてくれた。現地のSIMカードを使うのは今回これが初めてのことだったが、問題なく動作していることを確認したときにはとてもホッとしたし、さあここからはじまるぞ、とまた気持ちが上がってくるのを感じた。

 

次は両替だ。こちらは妻が事前に情報収集してくれて、エアポートリンクの空港駅改札近くの両替所で一気に両替。関空では1THB=4.6円だったが、こちらは4.2円。両替所は近くに何軒かあったが、ここがいちばんレートが良かった。

 

ここからはエアポートリンクで、市内まで一気に移動。子どもたちは、タイの電車のきっぷ(トークン)が、日本と違ってコイン式であるということにびっくり。僕たち大人は、大人も子供も同額ということにびっくり。

10年前にバンコクに妻と来たときには、すごく空いていて、電車から眺める夜景を見つつ「ついにバンコクに来たな〜」と感じたことが妙に印象に残っていたのだが、今回は座れず、観光客、タイ国内の人たち、いずれもたくさんいてかなりの混雑。20分くらい乗ったのだろうか、マッカサン駅で乗り換え、今度はMRTに乗り換えて、スクンヴィット駅へ。ホテルはスクンヴィット駅から徒歩3分くらいのホテル、「フラマエクスクルーシブアソークホテルバンコク」。アソーク駅も近そうだったので、なにかと便利だろうと選んだ。Google Map上では4つ星ホテルとの評価だったが、個人的にはビジネスホテルの印象。ラグジュアリーな感じはなかったかな。でも大人2人×3泊、朝食付きで22,000円くらい。周囲にコンビニやレストラン、マッサージ店もあり、十分でした。

 

さて到着して、一息ついたら晩ごはん。朝早くから移動して、初めての子連れ海外旅行で、心身ともにかなり疲れを感じていた。アソーク駅直結のターミナル21のレストラン街へ行くことに。ここのフードコートが良いみたい、とこれも妻が調べてくれていたので、そこで食べようということに。ところがフードコートが何階にあるのかわからず、子供も疲れてきている様子だったので、とりあえず入ったのがタイ料理のレストラン。が、ここのオペレーションがすごいグダグダだった。どうグダグダだったのか?注文をとる。キッチンにオーダーを通す。料理を作る、出す。ここまでは良かった。けど・・・出てきた料理をホール係がテーブルに持っていくのだが、それがことごとく間違ったテーブルに届けられていて。料理はキッチンからどんどん出来上がってきているというのに、どこに持っていけばよいかホールスタッフ誰もわからない。うちのテーブルにも、頼んでいない料理が運ばれてきて、妻と「これうちら頼んだっけ・・・?」「いや、違うと思う・・・」みたいなやり取りをしたり。隣のテーブルの男性4人組は、遠くのテーブルに運ばれていきそうになった料理を「それうちらのじゃないのか!?」みたいなことを話していた(たぶんそんな感じの雰囲気だった)。その他のテーブルのお客さんたちも、頼んだ料理がなかなか出てこないことにピリついてきている様子。気づけば店内のお客さんの大半が、狼狽しているホールスタッフたちの様子に視線を集中していた。見ているこちら側は、大変そうだなあくらいにおもしろがっていたけれど、ホールスタッフは悲惨だったろうなあ・・・。

 

結局、頼んだ料理はなかなか出てこず、オーダーしたと思っていたパッタイも注文が通ってなかったみたいなので、頼んだ料理をつまんだ程度で退店。雨が降る中、早足でホテルに帰って、部屋でどん兵衛を食べた。どん兵衛うまい!!!

 

そうそう、ホテルの部屋は、キングベッド1台。ここに大人2人+添い寝2人でいけるだろう、と思っていたが、さすがに狭かった。寝返りが打てないほど。次からは、エキストラベッドを入れてもらうようにしよう。心に決めた。

 

こんな感じで、1日目が無事に終了。

明日は、予約していたタオさんツアーに乗って、メークロン市場と水上マーケットだ。

 

(おそらく)つづく。

はじめてのガイコク

この夏、家族で初めて海外旅行に出かけました。

私、妻、子供(小1)、子供(年中)の4人。

7月後半、7泊9日。

行き先は、タイ。バンコク3泊、チェンマイ4泊。

 

妻と話していて「海外行こう!」となったきっかけは覚えているのですが、そもそもなんでその時そういう話になったのだろう?と振り返ると、その答えは大きく3つあったのかな、と思います。

 

1.海外旅行が好きだから。

自分自身も、妻も、海外旅行が好きで、学生時代から、しょっちゅうというほどではないですが、ちょくちょく行ってました。

異国の地にいるという高揚感。

未知との出会い。

ワクワクドキドキ感。

日常から切り離された時間。

自身がマイノリティーにある環境。

そんなものを全部ひっくるめて、好きなんだと思います。

 

2.実際に体験してみたい。子供にも身をもって経験してほしい。

子どもたちにとっての「ガイコク」」は、本や映画にでてくる場所。

でも、「ガイコク」って何?よくわからんけど、「ニホン」と何が違うのん?

という状況だったと思います。

それを実際に体験してみることで、「ガイコク」が今よりリアリティのあるものになるんじゃないかな、と。実際に行って感じることそれ自体を、経験してほしいし、自身も経験したいなと思っていました。

 

3.思い出づくり。

子どもたちのために、というのももちろんありますが、自分自身のためといった方が、正直言って正しいです。

子どもたちはこれからますます一人でできることが増えて、自身の世界も広がっていくと思います。子どもたちと一緒にいられる時間って、本当に短くて貴重なんだな、と心からそう思います。

子どもたちと手をつないで旅行に出かけて、いろんな経験を一緒にできるって、最高の思い出じゃないかと。

2年前の夏に読んだ、『DIE WITH ZERO』にかかれていた言葉。

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「人生で一番大切な仕事は『思い出づくり』」

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この言葉が今でも自分の中で響いていて、やりたいことには賞味期限があることを、思い出させてくれます。

国際間の移動のハードルが下がった今こそ、家族と一緒に世界を歩いてみたい!

と思うようになったのです。

 

ところで、なぜ海外なの?なぜタイにしたの?と聞かれることもあり、自分自身、なんでだっけ・・・?と思うことがありましたので、それも書いておきます。

 

疑問1)なぜ海外なの?

うーん、やってみたかったから。チャレンジしてみたかったからですかね。

海外旅行って、国内旅行に比べて大変なことが多いと思うんです。

たとえば・・・

ごはん(甘い辛い、生野菜は食べづらい、口に合わない、水道水飲めない・・・etc)

治安(夜出歩くの怖い。ひったくりとかもありえる。)

気候(暑い、寒い)

清潔さ(特にトイレ。)

コミュニケーション(言葉が違う)

みたいな、何をするにもストレスや負荷がかかる中で、どれだけ楽しめるかな、という好奇心が勝ったんだと思います。

大人2人でも、一週間ずーっと一緒にいたら、さすがに疲れるしケンカもする。その中で、子ども2人を見てられるのか?と、行かない理由も探せばいくらでも見つかりますが、自分がやってみたいことをやる、という気持ちを優先しました。

 

疑問2)なぜタイ?

チェンマイに行きたかったから。

第1子妊娠がわかる直前に、タイ・チェンマイに行く計画をしていました。

映画『プール』の舞台になった場所に泊まりたいというのが、そもそものきっかけだったんです。

当時予約までしていたのですが、妊娠がわかって、結局キャンセルをしました。

なので、8年越し?の思いが叶った感じです。

●resort hoshihana

https://www.resorthoshihana.com/

●映画『プール』

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB-%E5%B0%8F%E6%9E%97%E8%81%A1%E7%BE%8E/dp/B01K40U9R4/ref=tmm_aiv_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

 

また、10年前に妻と2人でバンコクに行ったのですが、バンコク市内の活気がすごい印象的で。朝、移動しようと乗った電車の中は、若い人だらけで、「なんか勢いあるなー!」と感じたことが、未だに忘れられなくて。当時働きだして間もない頃だった自分にとっては、通勤電車内は年長者ばかり、息が詰まるなあと感じていた頃だったので、タイのこの光景は余計に印象的だったのかもしれません。

ですので、アジアの、勢いある都市に行って、あのとき感じたパワーや活気みたいなものが今どうなっているのか、自分の目で見てみたい!というのも、もう1つの理由です。

 

行程の詳細は、ここでは省きますが、帰ってきて思ったこと。

それは、「行ってよかった!」

これに尽きます。すべてが楽しかった。

 

5年ぶりの海外。10年ぶりに訪れたタイ、バンコクには、大阪のグランフロントやルクア、リンクス梅田をぜんぶ足しても足りないくらい(言い過ぎ?)、巨大なショッピングセンターがいくつもあって、10年前に感じた勢いが、目に見える形になって、今回もまた衝撃を受けました。物価も安いイメージでしたが、そこまで安くはなく、日本とそんなに変わらないな、という印象です。円安というのもあると思います。1バーツって、だいたい3円くらいのイメージだったのですが、今回は4円ちょっとくらいで。それだけで3〜4割アップですものね。

 

子供の成長も感じられました。

お年玉をバーツに両替して、自分の欲しいものを買っていました。お買い物したあとは、「コープンカップ」(ありがとう)と言ったり。あいさつしたり。

日本ではめっきり見なくなった野良猫や野良犬に興味津津で。

ごはんも、程度の差はあれ、2人とも何でも食べていました。

日本とタイでは、時間が違うということ。時差があるということも知りました。

飛行機でもシートベルトを締めるということ。降下するときは耳が痛くなる経験もしました。

雲の上から、空からの景色がどんなものなのか、自分の目で見ることができました。

これらリアルな経験は、きっと自分オリジナルのもので、彼らから発せられる言葉もリアルなものです。

 

何より家族全員、健康で、無事に帰って来れたこと。それがいちばん。

そして旅行中、皆を励ましながら、Grabを駆使したり、調べ物をしてくれたり、疲れている中米を炊き夜ご飯を準備してくれたり。一緒に過ごす時間を楽しくしてくれた妻に感謝です。

 

最後に。旅に出るたびに思うのですが、旅に出ると「次はどこに行こうか?」と考えます。

旅に出て、次の旅に思いを寄せる。

というわけで、次はどこに行こうかなぁ。

ちょっとずつ溶けるように、日本での日常に戻りながら、想像を膨らますのもまた楽しいものです。

おしまい。

 

#海外旅行 #タイ #バンコク #チェンマイ

堂々としていれば良い

2022年度は、仕事がとても忙しかったように感じる。特に去年の今頃から、様々なことが良くも悪くも一気にうごきだして、休む間もなく駆け抜けた感じ。いや、実際には休んではいたと思う。でもたぶん、休まる間はなかったのだと思う、心身ともに。

 

有給取得率100%を標榜する会社に勤めている。12月までほとんど使っていなければ、残り3ヶ月で20日取得できる。あるいはしなければならない。物事は捉えようだ。取得できる、権利があるというふうに思おう。(権利にあぐらをかくという意味ではない)おかげさまで家族との時間も増え、特に妻との会話、コミュニケーションが増えたと感じる。嬉しいし楽しい。

 

一方で限られた時間の中で仕事をしなければならない、ということでもある。

でも思う。自分にできることには限界がある。質も量も。これまで時間を投入して解決してきたけど、すべてを完璧にこなすのは、もはや不可能だ。その限界を感じる。これはもう、認めざるを得ない。認めて、受け入れる他ない。逃れられない現実だ。

 

さて、休みの話。PHTが休んでいても、世間は休んでいない。当然、求められることも。あるが、休みなのだ。休ませてほしい。休むことで、リフレッシュして、仕事の効率が上がればそれで社会に貢献できるではないか。そう、私が働くのは、社会に良い影響を与えたいからだ。つまりは、より良い世界になるよう、貢献したいのだ。だから、堂々としていれば良い。自分への自信、誇りを忘れずに、やりたいことに目を向けて。

安全圏から飛び出す

今の自分を変えたい。代わり映えしない自分がいる。しかしそれは、もっと成長したいということだと思う。

どうしたらよいのだろうか?これだけですべてが変わるとは思わないけれど、付き合う人を変えてみる。自分が成長していないということは、自分よりも優れた人と付き合っていないということではないか。だから、これからは自分よりもずっと優れた人たちと、背伸びしてでも付き合っていこうと思う。

人というのは、どうしても自分にとって楽な人間関係に浸っていく。しかしそこにい続けている以上、得るものはゼロではないにしろ、行き詰まっている今の自分を突破できない。安楽な考え方や習慣、センスが、あるポイントから先の自分の成長の邪魔をしてしまうのではないか。

自分を変えたければ、今の自分よりも優れた人たちから、新たな考え方や習慣を学び、たっぷり吸収するしかない。

勇気を出して、今の安全圏内から飛び出すこと。最初は孤独であっても、新しい人間関係が育っていけば、考え方だけでなく、時間の使い方やお金の使い方という習慣も変わり、自分がぐっと洗練されていくはず。

それまでの友達や知人との関係を切るみたいで薄情者のようだが、そうではない。ここだけに留まってはいけないのだと思う。

常に自分が一番下である人間関係こそが、自分を大きく成長させてくれると信じている。