はじめてのガイコク 3日目 大都会、バンコク

3日目はバンコク市内めぐり。ワット・ポー、アイコンサイアム、ターミナル21、で、早めに帰ってきました。

 

●ワット・ポー

https://www.thailandtravel.or.jp/wat-pho/

妻が今絶賛推している藤井風さんが、アジアツアーで訪れていたというので😂

肘をついて寝っ転がる、黄金の仏さまと、タイ古式マッサージが有名なお寺です。

 

スクンヴィット駅から1本、電車で到着。

バンコクの電車の中って、やたらめったらエアコンが効きすぎていて、寒くて寒くて。

でもね、タイの人たちは子供を見ると、ニコニコして「ベイビー泣かなくていいぜ」とか、「ベイベーここに座りな」なんて感じで、席を譲ってくれたり。日本だと子連れで電車乗ると、周囲の目が気になって肩身狭い思いをしたことがある、という人は少なからずいると思うんです。タイの人たちは、相手思いというか、慈しみの文化なんだなあ、と感じました。

 

金色の仏像は、息子(6)の言葉を借りるなら、「美しい」。それはもう、圧巻。観光客がたくさん写真を撮っていました。

我々は、涅槃像の建物の壁に沿って置かれている108つある鉢に、両替してもらった硬貨を少しづつ入れていく、という所行にレッツトライ!鉢の中に硬貨を入れていくことで、煩悩を消すことが出来るそうです。

というわけで妻と2人、早速トライしようとしたら・・・子どもたちがやりたがり、気づけば子どもたちが最後まで硬化を入れ終えて・・・結局大人の108の煩悩は消せたような気がしません。残っているよね笑 が、子どもたちは一生懸命やってたから、彼らの煩悩が消えたのかもしれません。

そうそう、タイ古式マッサージの総本山でもあるこのお寺では、敷地内でマッサージを受けることができるということで、この日もフットマッサージをしてもらいました。前夜に受けたマッサージよりも、力が強くてより気持ちよかった〜気がします。

 

さて、バンコクの日中は、雨季とはいえよく晴れていました。ので暑い暑い。ここで、タクシー配車アプリ”Grab”の登場。アイコンサイアムまで行きたかったのですが、船を乗り継いだりとすこし複雑なようだったので、タクシーを予約。アプリで予約完了すると、10分以内に配車されて。日本ではGo Taxiを何度か使ったことがありましたが、まさにあれと同じ。予約時点でタクシー料金も決まっているので、交渉する必要もなく、アプリ上の地図で行き先にちゃんと向かっているかもわかるので、安心。テクノロジーの力ってすげー!この旅では何度もGrabにお世話になりました。

 

さて、到着したアイコンサイアムは、めちゃくちゃく大きい。最先端の超巨大ショッピングモール。

お腹がすいたので、1階のフードコートに向かったのですが、ここがめちゃくちゃ混んでていて。ぐずる子どもたちの手を引き、ようやくたどり着いたのが、「スシロー」!

 

スシローは、日本と何ら変わらず、お出迎えから「いらっしゃいませ〜!」から始まり、席についたらこれも日本でおなじみのタッチパネルからの操作。しかも日本語。メニューのとり方、内容、寿司が回転している風景、店内の雰囲気、そして味!(大事)これら一つ一つが、日本と同じクオリティで。自分の知っている質のものが食べられる、というのは、異国の地においてこんなにも安心できるのか、と妙に感動しました。

 

ごはんの後は、館内をブラブラして、FaLLabeLLaという、アイコンサイアム6階にあるテラスカフェでコーヒーとアイスタイム。

チャオプラヤー川を眼下に見ながらバンコクの街並みが一望できて、とても開放的な雰囲気でした。

 

さて、アイコンサイアムは、大阪でいうとグランフロント大阪と、ルクアと、ルクアイーレと、リンクス梅田に、高島屋が足されて、さらに全体的におしゃれにしたような、とにかく大きい。有名ブランド店から、工芸品まで、いろいろなお店があり、バンバン広告もあってとにかく物欲刺激されるような空間でした。が、ここでも悲しいかな、ビビッと欲しくなるものはなかったんですよねえ・・・。

 

帰りは、対岸にある駅まで、船で渡りました。「移動に船」という選択は、なかなか良いと感じました。チャオプラヤー川は汚かったけど、川から見る街というのはまた、非日常で価値があるなあ、と感じました。

 

バンコク最後の夜ごはんは、ターミナル21のフードコート。3日目にして場所がようやくわかった・・・。

ここではプリペイド方式になっていて。お店で個別に会計ではなくて、まずは総合受付で食べたいぶんだけお金を払って、カードにチャージしてもらう。それを各店で精算をして、使った分だけ残額が減っていく、みたいなシステムでした。10年まで市場や道沿いに出していたような屋台が、ここに集まっているような空間でした。個人商店の屋台は、これからこうやって大手資本にどんどん取り込まれていって、最終的になくなってしまうのかなあ、なんて想像すると少し寂しくなったり。

 

最後に、この日の夜、ホテル近くのコインランドリーで洗濯をしました。これがまた地元感満載で・・・夜中で真っ暗だったのもあり、さすがにちょっと緊張しましたね(汗)

ここで出会ったアメリカ人青年から「ホアヒンが最高!」と教えてもらったので、早速行ってみたい気持ちになっています笑

 

そんなこんなでバンコクでの滞在もこれにていったんほぼおしまい。あとは明日昼すぎの便までプラプラする程度です。

 

バンコクは大都会で、まるで東京。いやそれ以上?

巨大なデパートがいくつもあり、10年前に来たときにはなかったビルがたくさん建っていたり、電車もどんどん延伸していたり、Grabのようなテクノロジーの進化がもろに感じられて、著しい成長を感じました。

10年前に来たときには、朝の通勤風景は若者がたくさんいて活気があるように感じたし、今回も若い人(自分と同年代もしくはそれより下)の姿をよく見かけました。

が、タイの人口増加率は年々下がってきていて、5〜10年以内には人口減少時代に突入するとか。

となると、これだけ大きな施設をいくつも建てて、そんなにたくさんもの買う人、タイにいるんかいな、と思ったり。

間違いなく大都会ですが、逆にいうと、東京に来た感じと似ていて、3日間で十分、満足。でもま来たい!来よう。そう思いながら、最後の夜を終えたのでした。

というわけで、翌日はバンコクからチェンマイに移動。

 

おしまい。

つづく(マイペースに)