medium 霊媒探偵城塚翡翠(相沢沙呼著)
こんばんは。パーティーハウス高野です。
台風9、10号が各地で猛威をふるっている1日ですね。
災害もあるようで、心配です。大きな被害が出ませんように。
状況が落ち着くまで、家でじっとしておきたいと思います。
さて今日は、読んで面白かったので、本をご紹介したいと思います。
「このミステリーがすごい」の1位に選ばれるなど、世間でも大変認知度が高いようです。
●あらすじ
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒として死者の言葉を伝えることができる。しかしそこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かう。一方、巷では連続殺人鬼が人々を脅かしていた。証拠を残さない殺人鬼を追い詰められるのは、翡翠の力のみ。だが殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。
というお話。(上記リンク先から転載)
この内容だけ見ると、よくあるような、名コンビが難事件に挑む推理小説、というようにも思えるのですが、違いました。最後まで読むと、大大ドンデン返しが!
これまでの話のすべてが伏線だったと思えるほどです。
オーディオブックで聴いていたのですが、巻き戻して聞き直す、というのを繰り返すくらい。笑
FM802の浅井博章さんがラジオで紹介されていたのをきっかけに読んだ本。
その中で、「この作者である相沢さん、めちゃくちゃ頭がいい」と言っていらした(気がする)のですが、もう本当にそのとおりすぎて。
読みながらドキドキして、最後は一気読みでした。あ、オーディオブックなので一気聴きでしたね。
内容は4つの物語で構成されていますので、1日1話といったふうに、少しずつ読んでみてはいかがでしょうか?