時間無限錯覚病に陥っている話。
約1年ぶりの、宿泊ありの出張です。
いろんな勝手を忘れてしまってるのでは、と不安ですが、いい意味でゼロになって、がんばろうとおもいます。
電車に揺られて出張先に向かっている途中、最近の自分を振り返ってると、時間無限錯覚病に陥ってしまっているな、と自覚しましたので、その内容について分解し考察したいと思います。
時間無限錯覚病とは?
本来有限であるはずの時間を、無限にあると勘違いし、一つのこと(仕事)に無配慮に時間を投入してしまう病のこと。
自分が勝手につけた名前です、はい(笑)
どんな時に起こりやすいのか?
目の前にある「やらねばならないこと」が、自分のキャパシティを超えて、処理が追いつかなくなっている時。
緊急を要するタスクをうまく処理できなくなっているとき。
この病にかかるとどうなるのか?
思いつく症状を列記すると、
・目の前のタスクをひとつずつ潰し込もうと、ありったけの時間を投入してしまう。
・お金も浪費する。
・何を今やるべきか、の優先順位がつけられなくなる。
・少し先の未来に考えが及ばなくなる。視野が狭まる。
・家族との時間を犠牲にしてしまう。
・心身の健康を損ねる。
・自己肯定感が下がる。
・仕事がんばってるな〜という自己満足感が高まる。
・酒量が増える。飲みに行くと饒舌になる。攻撃的になる。
処方箋は?
これも思いつくままに列記しますと、
・時間を決めて自分のやりたいことをやる。読書や映画、運動や勉強など。
・「やらなければならない」ことから距離をとってみる。
・意識的に休む。
・意識的に整理する時間を確保する。
・先々のやりたい予定を入れる。旅行の予約をしたり、資格試験の申し込みをしたり。
・やるべきことに優先順位をつけて整理をする。
・自分ができないことを素直に認めて言語化し、他の人に協力を仰ぐ。
・そもそも本当にやらなければならないことなのか?を考え、しなくていいことはどんどん除外していく。
この病に陥ってしまうきっかけというのは、自分のペースが大幅に崩されたり、自分の準備が不足していたときに多いように思います。前者は外的要因、後者は内的要因なのかな。
個人的には自分のキャパシティがかなり小さいと感じているので、いかにこまめに自分のコンディションを把握できているか、が大事だな、と今回改めて感じております。
また、仕事はきっちり責任を果たしたい、割と完璧主義のようなところもあるので、もう少し楽観的にというか、肩の力を抜くことも必要だなぁと、振り返って感じました。
あと、1番大切なのは、自分の本質的な望みを、簡単に諦めたり譲ったりしないこと、と思います。
将来的になりたい姿に向けて、いま時間を投入してやり遂げる仕事が、果たして本当にそれだけ時間を投入しなければならないのか?
自信を持ってYESと答えられることに、時間を投入したいですね。
一方で、子供に対してはどうなんでしょうか?
時間を無制限にかけることがしばしば求められると思います。おねしょの後始末、あそぶ、本を読む、ご飯を食べているときに世話をする…etc
でもね、子どもには求められたぶんだけ、できる限りの時間を投入していいと思うんですよね。だって今しか無いんだから。
今3歳と1歳の子どもたちは、あと10年もすれば父親を求めるなんてことは、まあまず無いと思います。
だとすれば、今の時間を投入するのは、今しかできないことですから、やらない後悔よりもやる後悔、だと思うんですよね。
時間は有限。
時間泥棒されてないか?ちゃんとセキュリティできてるか?
自問しながら、良い時間を過ごしたいなと思います。
よい一日を。